My Birthday
2023-05-03


ついに57歳まで来たか。どうする家康なら豊臣政権の五大老になり、この年、秀吉が死去。いよいよ天下取りに乗り出すところだ。還暦まで残すところあと3年である。
コロナ禍という未曾有の出来事があったにも関わらず、ひとまず元気だ。娘も社会人2年目となり東京でなんとか一人で暮らしている。息子も大学4年生となり就職内定も獲得し、あとは卒業研究を残すのみ。妻も「リングフィット・アドベンチャー」で毎日スクワットをし、ふくらはぎがものすごいキン肉ウーマンになっている。家族みんな元気だ。
しかし、年齢のこと、健康のこと、親の介護のこと、仕事のこと、そして果たされなかったことなどをふと考えると、ぼんやりとした不安が小さい波のようにひたひたと迫ってくるのも事実だ(ちなみに芥川龍之介なら22年前にとうに死んでいる)。娘は一人暮らしで苦労をしていないだろうか。息子は社会人としてやっていけるのだろうか。そんな時、傍らの妻は野球の名将のように「先のことを心配してもしゃあない。来た球を丁寧に打ち返すだけや」と静かに前を見つめている。その言葉を信じてバッターボックスに立つだけだ。みなさんからの「おめでとう」の言葉、年を経るごとに心に沁みます。誠にありがとうございました。もう少し、前を向いて進んでいきます。
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